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しろにとっては難しい

食と旅行と夏山雪山。たまにゲーム

寝たまんまヨガ

一時期スタジオヨギーに通っていた。

初心者向けクラスで素晴らしく相性の良い先生がいてお導きが上手な方だった。
お導きとはとんでもなく宗教チックな言い回しだがこれが一番当てはまるのだからしょうがない。
いや、完成されたルーティンという方が正しいだろうか。

毎回のクラスでは呼吸法から始める導入部分があり、その日のテーマに沿った動きがあり、屍のポーズで締めにいたる。
この導入と締めが毎回同じ手順同じセリフで進むのだが毎回聞いても全く飽きることがない。
むしろ不思議な安心感があった。

この先生についていけば、自分らしくヨガに向き合えて自分のペースでいつかは
さらに高度なポーズにも挑戦できるのではと思える唯一の先生だった。
先生の声もまた素敵で、高すぎず低すぎず、耳からすんなり入って体に馴染むような、
柔らかくハリのある声だった。

よっぽど体調悪くない限りこの先生のクラスだけ毎週楽しみに通っていたのだが
残念なことに異動されてしまった。
それ以来スタジオヨギーとは疎遠になっている。
あの先生以外にお導きいただける方がいるだろうか?

というわけで寝たまんまヨガ。
スタジオヨギー監修の寝落ちアプリとして有名だ。無料のやつだと自分には短いので、セールで買ったHealing & Recoveryを毎晩聞いている。
ガイドがあの先生の声だったらいいのになぁと思うけど、
まぁ慣れですな。
毎回、「自分の右手を自覚します」辺りで意識が遠のき、
「さぁ今こそ決意を確認するときです」辺りで意識が戻ってくる。
なんであのタイミングでいつも気がつくのだろう。なんで今こそ決意。サンカルパ。謎だらけ。

ところが先日1回だけ、ずっとやんわり覚醒していて、気づいたら空中浮揚にも似たような
感覚の中にいたことがあった。
まるで自分が人型の風船になったような不思議な感覚で、外と中を隔てるのは自分の皮一枚で
自分の中は空洞というか空間というか宇宙だった。
などと書くと電波感が否めないがこれが一番当てはまるのだからしょうがない。
布団から10センチ程浮いてる気がして、このまま離脱してみたいと思ったが、修行が足りないのであろうか離脱はかなわず着地に至った。
(※個人の感覚です)

この時たいそうリラックスできたので、その後も空洞感味わいたいのだけど、なかなか上手くいかない。