2週間ぶりの登山は初めての雲取山。
自分の体力的には鴨沢コースはまだ無理かなと思い、三条の湯泊で目指すことに。
1日目は三条の湯までなので、奥多摩駅11時発丹波行きのバスに乗った。
11:45頃お祭りバス停に到着も、降りたのは自分一人でとたんに心細くなる。
ちょうど道の先から下山してきた一団がいて登山口の方向がわかった。初めての場所はほんとにドキドキするなぁ。。。
暑い日に林道歩きとのことでバテないようゆっくり歩こう。沢に沿った立派な林道だ。水音を聞きながらてくてく歩いていく。
平らな道にどんどん足が進んで2時間で林道終点まで来てしまった。
そこから登山道約30分で三条の湯!
のはずが、ここで猛烈な空腹に襲われ、ポケットのドライフルーツ全部平らげても足りない。足取り重く結局45分かかってしまった。
とはいえ14:30に着いたのであった。最後へばった割には予定より早い。
早速お風呂♪
そして風呂上がりのビール!おつまみはパクチーナッツです。
生き返る〜。
夕ご飯までもう1本のんびり飲んでごろごろ。
夕ご飯はコシアブラの天ぷらと舞茸のお吸い物がすごく美味しかった。ぺろりである。
もっかい温泉入って20時くらいに就寝。
翌朝は05:00起き。今日は雲取山登頂して鴨沢コースから帰る予定である。平日でバスの本数少ないので逆算すると遅くとも06:30には出発せねばならない。幸いなことに05:30に朝ごはん食べれたので06:00に早速出発した。
天気予報では今日も夏日になると言っていたっけ。朝から日差したっぷり、歩き出すとすぐ暑くなる。木陰は風が吹くとかろうじて涼しい。こんな早朝から山の中歩くのは久しぶりだ。細いトラバース道を一人で歩いていく。鳥のさえずりと虫の羽音、熊鈴ちりんちりんの謎のハーモニー。ポポ、ポポと鳴く鳥はなんという鳥かな。帰ったら調べよう。ハチかアブかわからないけどブンブン威嚇しないで。独り言のようなとりとめのない考えが頭の中を行ったり来たりする。
三条ダルミまでは2時間ちょいのはず、いいペースで歩いてるのでもうすぐのはずだけど、まだ着かないなぁ。
と、登山道の先に現れたのは、鹿さん!こちらを見て頭を傾げている。
わー!もしかしたら会えるかなと思ってたけど、会えた。熊鈴ちりんちりんのせいですぐいなくなってしまったけど、一瞬の遭遇であった。
その後三条ダルミに到着。なんともう富士山が見えるではないか!うぉぉ。
山タイムマップでは山頂はここから45分と書いてあるし、あと少しだ!
つづら折の山道をとぼとぼ登る。熊笹に覆われた道で風が吹くたびザザ、と音がして何かいるのかとドキドキ。見上げてもなかなか距離が縮まらずつづら折りの曲がり角の度に腰に手をあてて空を仰いでしまう。まだかー。
何度か繰り返した後に開けた場所に出た。
おおおおお!!!!!
着いたー!
疲れがなんとも吹っ飛ぶ景色だ。
少し先の山頂には新しい2017年記念碑があった。
三条の湯出てから3時間で着いた!自分的に超上出来。富士山眺めながらくるみあんぱんとメロンパンの皮を補給。甘いもの食べたかったのですごく美味しい。
今日は乗りたいバスが決まってるので長居せず下山開始。富士山見ながらの尾根道歩き気持ちいいなぁ。
元気があったのでブナ坂から七ツ石山にも寄ってみた。日向ぼっこに良さそう。日焼け確実だけど。
七ツ石小屋を経てどんどん降りていく。
この後めっっっちゃ長くてほんとびっくり。木陰は気持ち良く歩けたけど、自分はまだ鴨沢コースから登る自信無い。。。
ほとんど休まず降りて、乗る予定の1時間前に鴨沢バス停に到着。よかった。そして頑張った!
バス待ちの間、山の休憩所かゑるさんにお邪魔してビールとかゑるロールを頂いた。先に下山してきた方たちや、気さくなマスターにいろんなお話聞けて面白かったです。
▪️備忘録
・ハイドレ空気入らないように気をつける
・トレッキングポールは使わずとも、もしもの時のために装備に入れといた方がよさそう
・ドライフルーツ少なかった