しろにとっては難しい

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劇場版『BLAME!』東亜重音遠征


動く霧亥さんをもっと観たい。
初日初回から3週間、BLAMEシフトな予定を組んで7回も映画館に通ってしまった。

NETFLIXで観ればいーじゃんと一瞬思ったものの、重力子放射線射出装置の体感が忘れられなかったのだ。

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遠征先はイオンシネマ幕張新都心DOLBY ATMOS2回、チネチッタ川崎のLIVE ZOUND3回、シネマシティ立川aスタ2回。

 

映画館の音響とか今まで気にしたことなかったんだけど、「東亜重音」と銘打った特別音響はほんと全然違くて驚愕。重力子放射線射出装置が凄まじい。劇場内に響く振動と残響に度肝抜かれた。

 

なお3回目くらいからは話の筋などは頭に入ってしまったので東亜重音を楽しみつつ主に霧亥と都市の様子を観察している。

 

序盤の狩りからタイトル前までの都市空間が好きだ。無限に続く都市の構造物、うねるパイプ、巨大な建設者。ダイナミックな角度から容赦なく襲ってくる駆除系と時に転がり落ちながら構造物の間をすり抜け逃げていく電基漁師の子供たち。
そしてやたら涼しい顔で重力子放射線射出装置を撃つ霧亥さん。
ズドォォォォオンン……

か、カッコいい…😻
体格も装備もゴツくて無表情な所が概ねターミネーターなんだけど、何回見ても全然飽きない。シボさんの扱い雑なとこや電池切れておねんねするとこなんかは、もはやカッコいいを通り越してかわいい。

サナカンとの戦闘シーンは最高だし最後昇降軌道乗らないと決めた表情も泣ける。

。・゜・(ノД`)・゜・。

あと何回デカいスクリーンで観れるのか。焦燥にかられてしまう。

ちな捨造も見れば見るほど言動含めてほんとイケメンでたいそうお気に入りのキャラである。

 

設定資料集や幕張のコメンタリー付き上映会の説明にもあったが、めちゃ細かいとこまで作り込まれているのでその片鱗を確かめに再度映画館に出かけていくのもまた楽しい。

 

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漫画は全部電子書籍で持ってるけどこれは紙媒体で買って良かった。天才的な世界観を存分に堪能できます。

 

コメンタリー付き上映会は、何しろ濃ゆい時間だった。初めて行ったので客層含めて濃ゆさにびびる。(自分もその一員だけど)

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サービス精神旺盛な監督陣のトークで猛者の集う会場湧きっ放し。前半の映像止めながらのコメントもほほぅと思う内容だったけど、カットされたシーン(絵が付いてないレゴブロックみたいな登場人物の動きを映像化したもの)を蔵出し映像として見せてくれたのが良かった。3DCGアニメってこういう風に作ってるんだ!というのが垣間見えてとても興味深かった。

 

映画化していただき本当にありがたい。

できることなればぜひ続編を!

(´-`).。oO(その際はどうぞ珪素生物をお恵みください)