しろにとっては難しい

食と旅行と夏山雪山。たまにゲームとか漫画とか

百蔵山登山と猿橋観光、湯立人鉱泉

今年の紅葉シーズンはなんだか山梨の山から呼ばれてる気がする。
駅から歩ける山といえば岩殿山だけど何回か登ったことあるから、違うお山がいいな。


というわけで、猿橋駅から百蔵山である。鳥沢駅→扇山→百蔵山→猿橋駅という縦走コースにも惹かれるが、初回だし安全策で百蔵山にしよう。せっかくだから紅葉の名勝猿橋も見たい。できれば温泉も入りたいなー。
探してみると猿橋の近くに土日昼限定営業の湯立鉱泉というのがあるぞ!

よし、百蔵山行って猿橋見て鉱泉入るプランで決まりじゃ!


しかして土曜早朝山梨へ出発。頑張ったので8時前に猿橋駅着いた。ここから30分程歩くという。あたりは靄ってどんよりしている。早く晴れないかな。


山に近づくにつれて靄というより粒子が目に見えそうな感じのむわっと濃い霧が立ち込め、湿度むんむん。舗装道路をずっと登っているので汗と湿気で既にびっちゃり。ウェーン。
ガイドブックの地図を見ながら富士山が見える回り道の方に進み、浄水場の辺りでやっと晴れ間が出てきた。
ぱっと振り返ると、雲海の上に富士山が!

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さすが秀麗富嶽十二景。

いや、まだ山道入ってなかった。
一般非公開の和田美術館の前を通り過ぎて少しするとようやく登山道が現れる。
朝早く出たおかげで前後に人の気配無く、熊鈴を腰に付けて出発した。
ジグザグの道をよっこらと登っていく。樹林帯の中の道は歩きやすくとても静かだ。ちりーんという鈴音だけが響いている。山の中はもみじもまだまだの様子。

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とりとめないことを考えながらゆっくり登っていると、少し明るく開けた場所に出た。おお、ここでも富士山が!ベンチで一休みして、ここから30分程で頂上らしい。
その後はすぐ尾根に出て頂上まで一直線。わかりやすい道でありがたい。


雲海はもう消えていたけど、頂上にて本日3度目の富士山こんにちは。

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綿あめのような雲がかわいくて思わずズーム撮影してしまう。
そして頂上でようやく人に遭遇、でも直ぐに立ち去ったので奇跡の頂上独占タイム!いつも通りのパンと水に加え、独占記念でようかんを支給する。


さて下山。帰り道は登ってくる人達と何組もすれ違った。やはり割と人気の山ではないか。
すんなり降りるとまだ12時前。猿橋見てから鉱泉だー!

 

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猿橋の周りはさすがに観光客で混んでいた。紅葉にはまだ早い。しかし、見頃となれば素晴らしい景色を堪能できること間違い無し。


では早速鉱泉に参りましょう!
百蔵山から下山して猿橋に来る途中に場所を確認しておいたのだけど、普通の民家っぽいのよね。。。

バス停側の看板もかなり年季が入っていた。期待が高まる。

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さて、やってるかな?民家の引き戸を開けてごめんくださーいと声をかけてみると、お家の方が出てきて今ちょうど用意してて13時くらいになるとのこと。しまった早かったか。すると広間で待ってる?と上げてくださった。親戚の家のようなほっこりとした雰囲気の広間で、畳に座ると猫さんが2匹さっと様子を観に入ってきた。写真では影になってしまったが美猫さん!

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折りたたみのちゃぶ台にお茶とお茶受けの自家製梅干しを出していただき、暫くまったりしてるとできましたよと浴室に案内される。
おお〜!

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期待通りのノスタルジックな雰囲気でグッとくる。身体を洗ってお湯に浸かると、くぅーーーと声が出た。熱めだけど入っていられる温度で大変気持ち良い。これは極楽じゃ、また来よう。

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次回も秀麗富嶽十二景&温泉旅したいな。